2008年04月10日

No.10【たった三行で会社は変わる(藤田東久夫)A】

☆★☆★☆   今日のことば   ☆★☆★☆

いかに法を遵守させるかにやっきになるよりも、
どうやって企業内部の透明性を確保させるかを考えた方がいい。
(p208)

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「今日のことば」は、この書籍からです。

たった三行で会社は変わる―変化と行動の経営たった三行で会社は変わる―変化と行動の経営
販売元 : Amazon.co.jp 本
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[タイトル] たった三行で会社は変わる―変化と行動の経営
[著者] 藤田 東久夫
[種類] 単行本
[発売日] 2007-01-13
[出版社] ダイ..
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 前回に続き、株式会社サトーのCEO、藤田東久夫氏の著書を
取り上げます。

 本書の中で、藤田氏が述べる中心点は、知る人ぞ知る 「三行提報」
にあります。

 ご存じない方のために、「三行提報」について簡単に説明しましょう。

 「三行提報」とは、株式会社サトーで1976年から行われている取り
組みで、社員一人ひとりがトップ宛てに毎日127文字の提案や報告を
上げてくるという仕組みのことです。

 この場合のトップとは、会長(藤田氏)並びに社長のことです。
 「三行提報」を上げるべき社員の数は1600人といいますから、とても
会長・社長が読み切れる数ではありません。

 そこで、会長・社長が読むべき「三行提報」40通に絞るために、6名の
フィルタリング専属スタッフがいるのです!

 要するに、そうしてまでこの仕組みを運営していくメリットを感じている
わけですね。

 1600名の社員の平均の提出率は何と99.9%と言いますから驚き
です。
 毎日毎日、何らかの提案や報告をするのは、社員にとってもさぞ大変な
ことと思われますが、逆に言うと、毎日、何らかの提案・報告をせざるを
得ない状況に追い込まれることで、周囲を見る目が鍛えられるとともに、
日々の変化に敏感にならざるを得ず、情報の出し惜しみをしない社風
が出来上がってきたといいます。

 実際、本書には、この「三行提報」が切っ掛けで、時流の変化に素早
く対応し、危機を免れたり、逆にチャンスに変えたりという実例も
描かれています。

 「今日のことば」は、コンプライアンスに対する考え方についてです。

 コンプライアンス、という言葉が、現場に定着したのも、ほんのここ
10年間くらいのことでしょう。特に、個人情報保護法の施行前後から
あちこちで耳にする機会が増えてきました。

 コンプライアンスに対する取り組みというと、ありがちなのは、「社内規程」
や 「行動基準細則」的なものを制定して、それに対する社内教育を徹底
するという方向です。

 しかし、このコンプライアンスにしても、藤田氏に掛かれば、上記の
「今日のことば」のようになります。
 すなわち、 「社内規程を遵守させる」 という方向性ではなく、 「内部の
透明性を高める」 というか、高めざるを得ないようにもっていくという
方向性なのだと。

 事実、サトー社では、まさにこの観点から役員の交際費が廃止になった
のですが、さて、役員の交際費が廃止になることによって、企業内部の
透明性はいかにして確保されるのでしょうか?

 詳しくは本書をお読みいただければ、必ずや納得されることと思います。
 できれば、詳しく読み込んでいただければ、どんな企業にも活かせる
アイディアが詰まっていること請け合いの書です。



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◇◇◇  編集後記  ◇◇◇

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posted by ドド at 09:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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