2008年05月12日

No.17【消える中間管理職(鴨志田晃)】

☆★☆★☆   今日のことば   ☆★☆★☆

部長や課長が経営情報を囲い込み、
一般社員との情報格差によって仕事をしているようではダメだ
ということを申し上げたいのです。
(p48)

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「今日のことば」は、この書籍からです。

消える中間管理職 10年後に生き残る働き方 (アスキー新書 013) (アスキー新書 13)消える中間管理職 10年後に生き残る働き方 (アスキー新書 013) (アスキー新書 13)
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[タイトル] 消える中間管理職 10年後に生き残る働き方 (アスキー新書 013) (アスキー新書 13)
[著者] 鴨志田 晃
[種類] 新書
[発..
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 情報の独占は、そのまま権威であり特権だったのが従来の社会です。

 前回も述べましたが、百年一日、同じことの繰り返しこそが暮らしその
ものであった時代には、長く生きてきた人の言葉が真実に一番近く、
だからこそ、ムラ社会での長老の権威は絶対的なものがあったのです。

 ところが、今はそんな時代ではありません。

 一部の人間だけで社内の重要な情報を囲い込んで、そのこと自体を
「権威」として振る舞うようなことでは、立ち行かないような時代が、すでに
来ているのです。

 本書の題名は、「消える中間管理職」 です。

 非常に衝撃的な題名ですが、方向としては間違いなくその方向に
行くに違いないと、私自身も考えています。

 具体的な実務者がいれば、あとは、必要最小限の管理者だけで
企業は成り立つからです。

 さて、そんな時代に、どうすれば生き残ることができるのでしょうか?
 本書では、まさにそこのところが論じられているわけですが、ひとつの
ヒントとして、鴨志田氏の取り上げる、管理職というものの捉え方自体を
例に挙げましょう。

 今後、知識社会のなかであるべき管理職の姿として、鴨志田氏は、
「一言でいえば、『管理型マネージャー』から、『創発型マネージャー』
への発想転換が必要」(p125) となる、と述べられています。

 鴨志田氏によれば、「創発型マネージャー」の仕事とは、以下のような
ものです.

A:部下のサポーターであれ
  〜 部下を管理・監督するのではなく、育成・支援せよ

B:部下の時間効率をマネージせよ
  〜 仕事の優先順位を示し、仕事の質の向上を促せ

C:オーケストラの指揮者のように
  〜 部下の機能・役割を決定するのではなく、能力・個性の発揮を促せ

 組織の中で、こういう方向性を持ったマネージャーたちが能力を発揮する
とき、その組織は確実に活性化された状態を保つことでしょう。

 これはほんの一例で、実際、本書では、従来の工業社会から、
変化しつつある知識社会への移行のなかで、どうやって新しい
役割を見い出していくべきかが、さまざまな職種や階層に応じて
書かれてあります.

 日々の仕事が硬直化しているとき、少し発想の転換が必要だと感じて
いるときに読むと効果的な本だと言えるでしょう。



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◇◇◇  編集後記  ◇◇◇

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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では、次回、またお会いしましょう!!



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posted by ドド at 09:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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