2008年05月22日

No.20【なぜ社員はやる気をなくしているのか(柴田昌治)】

☆★☆★☆   今日のことば   ☆★☆★☆

多くの場合、対話の機会が増えると、考える機会も増えてくる。
しかし、考えることが習慣化してくると、最初に現れるのは、
多くの場合、成果ではなく混乱である。
なぜかと言えば、今まで隠されていた問題が顕在化してくるためである。
(p221)

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「今日のことば」は、この書籍からです。

なぜ社員はやる気をなくしているのかなぜ社員はやる気をなくしているのか
販売元 : Amazon.co.jp 本
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[タイトル] なぜ社員はやる気をなくしているのか
[著者] 柴田 昌治
[種類] 単行本
[発売日] 2007-05-16
[出版社] 日本経済新聞出..
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 好転反応、という言葉があります。

 病気が治るときの反応で、一時的に、むしろ悪くなっているように見える
ことを言います。
 例えば、体内にたまっていた毒素を排泄しようとするために、湿疹などが
吹き出すなどの反応が出て、一時的に身体が病的な反応を示す場合
などがこれに当たります。

 会社などの組織も一種の有機体と考えられます。
 ですから、身体反応とよく似た症状を示すことがあるのです。

 何か問題点があり、それを根本的に治す必要がある場合、西洋医学的
な、対症療法では効果がありません。
 もしも効果があるように見えても、それは一時的なものに過ぎないのです。

 根本的な「治療」を望むのであれば、やはり東洋医学的な、ホリスティック
な観点が必要です。

 今日のことばに挙げたのは、その一例として、組織内の人員との対話を
活性化させて、各員一人ひとりに考えさせるやり方について書かれた
個所です。

 ここに書いてあるように、この方法を取れば、一時的には必ず“好転反応”
が起きます。
 しかし、すでに述べたように、これは、根本的解決のためには通らねば
ならない必要な措置です。

 ただし、ここで問題がひとつあります。
 それは、管理職の評価基準の問題です。

 こういった、根本的な解決のための一時的な混乱と、そうではない単なる
混乱とを、区別する目を持っている評価者がどれだけいるのでしょうか?

 仮に貴方が中間管理職を評価する立場であったとして、見分けられる
自信がありますか?

 また、逆に、貴方自身がこの一時的な混乱を承知の上で改革を起こそうと
考えていたとして、上司に正しい評価をしてもらえるでしょうか?

 この問題を回避する方法は、組織変革のための 「一時的な混乱も
織り込んだうえでの変革計画書」 を文書に表わし、その内容で周囲にも
了解を取った上で実行に移すことです。

 周囲に宣言したうえで行動に移す、それだけの覚悟を決められるかどうか、
それが問われるのです。



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◇◇◇  編集後記  ◇◇◇

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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では、次回、またお会いしましょう!!



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posted by ドド at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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