2008年03月13日

No.2【非属の才能(山田玲司)A】

☆★☆★☆   今日のことば   ☆★☆★☆

「三人寄れば文殊の知恵」と言うが、
それは自分の頭で考えることのできる人間が集まったときの話で、
「三人寄れば場の空気で」といったことのほうが多いのが現実だろう。
(p105)

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「今日のことば」は、この書籍からの2回目です。

非属の才能 (光文社新書 328)非属の才能 (光文社新書 328)
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[タイトル] 非属の才能 (光文社新書 328)
[著者] 山田 玲司
[種類] 新書
[発売日] 2007-12-13
[出版社] 光文社

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 『集団浅慮』(しゅうだんせんりょ)、という言葉があります。

 はーい、どういう意味だったか、思い出してください・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チーン

 専門書によると、『集団浅慮』とは以下のような意味になります。

 ある集団が、時には極めて優秀な人材の集合体である場合も多いにも
関わらず(もちろん優秀でない場合もあるわけですが)、組織というものの
持つ構造的欠陥から、間違った判断をしてしまうことがあるとの理論。

 たとえばここ何年か、この日本のあちこちで発覚し続けている、官公庁や
有名企業においての偽装問題や人命にかかわる人災の数々。
 これらは全て、何らかの形でこの『集団浅慮』が関わっていると考えら
れます。

 『集団浅慮』の根幹にあるものは、以下のような点だと思います。

@集団における責任範囲の不明確さ
   (俺が言わなくても誰かがやるだろう)

A集団における責任感の欠如
   (そこは俺の責任じゃないし・・・・、俺は本当は反対だったんだ)

B集団の意図する(と思われる)方向への妥協
   (あの時はとても反対できる空気じゃなかったし・・・)

C日本的な事なかれ主義
   (大人になれよ・・・、又は、事を荒立てなくても、まっ、いっか!)

 「今日のひとこと」で著者の言っているのは、まさにそういう場面なの
ですが、本書の文脈にそって考えると、さらに深い意味が見えてきます。

 本書のなかで著者が述べてきたのは、「人生の定置網」に掛かった人々
の「自分で考えたり行動することを怠けている」(p86)姿でした。

 要するにそういった「自分に基準のない(普通の)人々」が何人集まった
ところで、結局、何かを決めるのは「場の空気」というような曖昧なもので
しかない、ということなのです。

 どうでしょうか?
 ご自分の会社、或いは自分の管轄する(所属する)部署において、日々
決定されている物事は、本当に進むべき道を示しているのでしょうか?

 改めて考え直してみるいい機会かも知れませんね。



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◇◇◇  編集後記  ◇◇◇

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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今日が貴方にとって、良き判断の連続でありますように!

では、次回、またお会いしましょう!!



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posted by ドド at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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