2008年04月07日

No.9【たった三行で会社は変わる(藤田東久夫)】

☆★☆★☆   今日のことば   ☆★☆★☆

どのように行動すれば見えない変化に適応し、
成長への道を進むことが可能になるのか。
そのための唯一の方法は「自分で変化する」ことである。
(p108)

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


「今日のことば」は、この書籍からです。

たった三行で会社は変わる―変化と行動の経営たった三行で会社は変わる―変化と行動の経営
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] たった三行で会社は変わる―変化と行動の経営
[著者] 藤田 東久夫
[種類] 単行本
[発売日] 2007-01-13
[出版社] ダイ..
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 著者は、バーコード認識システムで有名な株式会社サトーのCEOです。

 著者は、この本のなかで、繰り返し、 「朝令暮改、大いに結構」
という主張を述べておられます。

 これには少し、説明が必要でしょうね。

 「朝令暮改」とは、言うまでもなく、中国の故事から生まれた所謂、
故事成語のひとつです。

 「朝出された命令が夕方には改められる」意味であり、普通は、
「ころころ変わって信用できない、当てにならない」というようなネガティブな
意味合いを持って使われる言葉です。

 特に、会社のなかでの朝令暮改は、リーダーシップの欠如を指摘され、
社の方向性も定まらないことから、厳に慎むべき、とされるのが一般的な
考え方でしょう。

 しかし、藤田氏の言う「朝令暮改」の意味合いは違います。

 藤田氏の中での優先順位は、まず、変化ありきなのです。

 彼は、「変化への主導」こそがリーダーシップ機能の発揮である、と
言い切ります。

 「変化を起こし、行動することこそがリーダーのリーダーシップ機能の
発揮なのだ」 (p103) と言うのです。

 彼の考え方はこうです。

 環境は読めない。だからこそ、こちら側からまず行動を起こしてみる。
 すると、環境の方から何らかの反応を起こしてくる。だから、その反応から
環境を探ってやればよい。

 「自分が行動すれば、つまり変化を主導すれば、必ずや今現在の
環境が反応してくる。打つべき手も見えてくる。つまり、戦略は行動に従う
のである。」 (p108) と言うのです。

 データを集めて次の手を探るというごく一般的なアプローチは、昨今の
目まぐるしい変化の荒波の中ではほとんど意味がない、それよりもまず、
主体的に行動を起こすことだ、という藤田氏の主張は、ご本人がトップで
あるがゆえに、なお一層の説得力を持って迫ってきます。

 この話を、ご自分の会社に、部署に、或いは、貴方個人に当てはめて
考えてみると、いったい、何が見えてくるでしょうか?



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2008年03月27日

No.6【頭の悪い人々(藤沢晃治)A】

☆★☆★☆   今日のことば   ☆★☆★☆

人が悩んでいる状態とは、
自分が抱えている問題を解決するための行動を
開始できていない状態です。
(p179)

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


「今日のことば」は、この書籍からです。

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[タイトル] 頭の悪い人々―人のふり見てわがふり直す「大人の教科書」
[著者] 藤沢 晃治
[種類] 単行本
[発売日] 2006-09
[出版..
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 著者の藤沢晃治さんは、元エンジニアで、現在はコミュニケーション
研究家として活動されている方です。

 その勤め人だった頃の会社の先輩に、「悩むということがどういうこと
か、分からない」 とおっしゃる方がいらっしゃったそうです。

 この言葉の意味が著者自身、ずっと謎だったそうですが、最近になって
ようやく分かってきたような気がする、と書いています。

 その先輩も、問題に直面することは当然あったはずです。
 ところが、その問題に対する考え方、ひいては、対処の仕方が違って
いたのでしょう。

 要するに、その先輩にとって、「悩む」とは、
「問題を解決しようと努力せず、感傷にひたっている状態」
のことだったのです。

 つまり、
A:問題に直面する、→ 
B:それに対して解決策を考え、何らかの行動を起こす、
そのAからBへの過程が一連の動きとして自分の中にきちんと出来上が
っているのですね。
 その間に、“ひたっている期間” がないのだと思います。
 
 「いろんなことに悩んでいる人」というのは、実は、そんなかわいそうな
自分を憐れんでいる状態 (または、人に憐れんでもらうこと) 自体が
大好きな人である、という話もあります。

 人に悩み事の相談を受けたら、対処法を示すのではなく、とにかく聞い
てあげて、共感を示してあげること、そうすれば多くの場合OKなのです。

 悩みを打ち明ける人は、多くの場合、どれだけ大変なのかを分かって
もらいたがっているのであって、何もその人に解決してもらおうとは思って
いないのだといいます。

 悩んでいる人も、最終的には自分で結論を出さなければならないこ
とを 実は分かっているのです。

 だとすれば、自分自身が 「悩んで」 いるとき、なるべくなら “ひたって
いる時間” は、減らしたいものです。

 人生の中での時間の浪費をなくしたいなら、万事、この考え方に近づけ
られるよう、努力すべきではないでしょうか。

 そうは言っても、人間は弱いもの。
 誰かに聞いてもらって、すっきりするなら、時にはそれもいいでしょう。
 ただし、“ひたる” 前に、さっさと話して、それをきっかけにさっと切り
替える。 そこは、万事、自分でコントロールしたいものです。



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2008年03月24日

No.5【頭の悪い人々(藤沢晃治)@】

☆★☆★☆   今日のことば   ☆★☆★☆

コミュニケーションが成立するのは、
自分が情報を「発信したとき」ではなく
相手が情報を「受信したとき」なのです。
(p32)

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


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[著者] 藤沢 晃治
[種類] 単行本
[発売日] 2006-09
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 至極、当たり前のことです。
 しかし、本当に自分はできているだろうか?と自問すると、実に
心許ないことに気付きます。

 仕事上のトラブルの大半は、つまるところ、コミュニケーションの
問題です。

 同じ言葉を発していても、言う方と聞き取る側が違うモノ(コト)を
想定していた場合、そこにはズレが生じます。

 増してや、言葉自体にもファジィな部分があり、ある言葉の切り取る
意味の範囲は、常に同じではありません。

 この本は、さまざまなタイプの “頭の悪い人々” を症例別に 
“診断” し、それに対する処方箋(対策)を考察したものですが、
読んでいると、“いるいるこんな人” “これってあの人にぴったり”
などと思いながらも、
― 果たして自分は、こういう面を周囲に見せていないだろうな? ―
と、ついつい己の日常の振る舞いを顧みてしまっているのです。

 「今日のことば」の症例名は 『話を聞かない人』 というものです。
 『話を聞かない人』 と言えば、なんだか非常に自分勝手な人のイメージを
持ってしまいますが、われわれ自身も、本当の意味で相手の話が
聞けているのか? と考えると、全く他人事ではないのです。

 この症例への対策として、著者は、

・「相手の受信量を増やす」ことに意識を集中させること
・そのためには、まず、こちらが 「聞く姿勢」 を示すこと

そして、

・会話中に相手の発言をリピーティングすること

を勧めています。

 相手と主張がぶつかったとき、または、行き違いが生じたとき、こちらの
主張自体が正しかったとしても、こちらの伝え方には何らかの不備が
あったと考えてみる。

 そして、相手の言おうとしていることに注意深く耳を傾けてみると、あゝ、
そこに行き違いの元があったのか、と分かる。

 どこにズレが生じていたのかが分かれば、問題は解決したも同然。
 あとは、今後、同じような事態を招かないようにするための善後策を
考えればいいわけですから、それ以上、互いに主張をすること自体が
必要なくなります。

 いかがでしょうか?
 今日は、昨日までよりも少しだけ「相手の受信量を増やす」ことに
意識を集中させてみてはどうでしょうか?



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2008年03月20日

No.4【リーダーが決断する時(I・L. ジャニス)】

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☆★☆★☆   今日のことば   ☆★☆★☆

集団浅慮 【しゅうだんせんりょ】

集団で考えるとかえって深く考えずに決定がなされてしまう、
または、集団の方が実は過ちを犯しやすいという病理。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


 先日、集団浅慮(しゅうだんせんりょ)という言葉を取り上げました。
 少し、踏み込みが甘かったかな、という感じでしたので、今回はこの
言葉を再び取り上げてみたいと思います。

 最初にこの言葉を提唱したのは、アーヴィング・L. ジャニスという
学者です。
 彼は、個々の人間がたとえ優秀であっても、いざ、集団になったとき
に起こりやすい上記のような症状を総称してGroup Think(グループ・
シンク)と呼びました。

 この本です。

リーダーが決断する時―危機管理と意思決定についてアーヴィング・L. ジャニス
価格:(定価:¥ 3,568)
http://www.amazon.co.jp/dp/4534017030/ref=nosim/?tag=epiphany0e-22


 このグループ・シンクを訳したものが集団浅慮(しゅうだんせんりょ)です。

 先日、私は、集団浅慮が起こる根幹に、以下の4つの原因が考えら
れると述べました。

A:集団における責任範囲の不明確さ
   (俺が言わなくても誰かがやるだろう)

B:集団における責任感の欠如
   (そこは俺の責任じゃないし・・・・、俺は本当は反対だったんだ)

C:集団の意図する(と思われる)方向への妥協
   (あの時はとても反対できる空気じゃなかったし・・・)

D:日本的な事なかれ主義
   (大人になれよ・・・、又は、事を荒立てなくても、まっ、いっか!)

 提唱者のジャニスは、原因というより症状タイプとして以下の3タイプ
を挙げています。

1:自分の集団に対する過剰な評価
   (まさかうちの会社に限って・・・、うちだけは大丈夫)

2:集団の外部のことに耳を傾けない閉鎖的な発想法
   (ベンチマークなんて、そんな面倒なことやらんでも大丈夫よ)

3:自集団の内部における画一性や圧力の存在
   (社長の考えだぞ、いつもの社内の流れ、疑問すら出し辛い空気・・・・)

 いかがでしょうか?

 しかもジャニスが明らかにしていることの一つに、何と
“団結力の強い集団ほど、集団浅慮の弊害もデカイ!”
ということがあるのです!

 貴方の会社(部署)も、こういう症状が見えていませんか?
 気付くことがあれば、うまく(反発を招かないような形で)、それとなく
問題点を提示してみることも考えてみるべきでしょうね。



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2008年03月17日

No.3【非属の才能(山田玲司)B】

☆★☆★☆   今日のことば   ☆★☆★☆

日々が不満だらけなら、
「今日は末期癌と言われた自分が奇跡的に完治して退院する日だ」
と思えば、ほとんどのことは許せるだろう。
(p225)

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


「今日のことば」は、この書籍からの3回目です。

非属の才能 (光文社新書 328)非属の才能 (光文社新書 328)
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 非属の才能 (光文社新書 328)
[著者] 山田 玲司
[種類] 新書
[発売日] 2007-12-13
[出版社] 光文社

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 「人生の定置網」に掛かってしまっている大多数の日本人。

 本書の前半は、そういう状態の問題点とともに、誰でもが持つ、『非属』
で生きていくことのできる可能性について書かれています。

 後半では、『非属』の状態で生きていくメリットや意義、そして、その方策
について書かれています。

 ではいったい「人生の定置網」にいつの間にか無自覚に絡め取られる
ことなく、自分をうまく実現させながらも周囲に和して暮らすにはどうすれ
ばいいのでしょうか?

 この本の中で、著者の選んだ『非属』の先輩として、実例とともに多くの
著名人が取り上げられています。

 例えば、
・手塚治虫(漫画家)、 ・倉本聰(脚本家)、 ・黒柳徹子(タレント)、
・団鬼六(作家)、 ・町田康(ロッカー・作家)、 ・荒俣宏(作家)、
・ダーウィン(科学者)、 ・スピルバーグ(映画監督)、
・黒澤明(映画監督)、 ・村上春樹(作家)、 ・五味太郎(絵本作家)、
・スティーブ・ジョブス(アップル創業者)、 ・高見映(のっぽさん)、etc.


 一つ一つのエピソードが取り上げられないのが残念ですが、見事に
『非属』のなかで成功を掴んだ人たちばかりです。

 ただし、ただ単に『非属』であり続けただけでは、それこそ、“単なる
変わり者”で終わってしまうことも十分にあり得ます。

 その違いを際立たせるものは何なのか?

 著者は、『非属』の人が陥りやすい陥穽として、いくつかの“症状”に
ついて解説しています。

 非属の人は、孤立しやすい。その孤立が独創性を育てるので、全く
問題はない。ただ、「非属でいながらもまわりのみんなに必要
とされ、にぎやかに人生を楽しむことは可能」(p207)だと著者は言い
切ります。

 また、非属の人は独善に陥りやすい。だからこそ、「群れに属さずに個人
の道に生きる人間ほど、逆に他者を尊重する責務がある」(p215)
と戒めています。

 冒頭の「今日のことば」は、それでも仮に行き詰ったら、視点を変えて
見ることが大切だとして述べられている言葉です。

 3回に分けて本書を紹介してきましたが、所属する組織や集団と、
本来の自分の夢や理想との折り合い方について、今一度考えてみる
いい機会を与えてくれる本であることだけは間違いないことを保証します。



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2008年03月13日

No.2【非属の才能(山田玲司)A】

☆★☆★☆   今日のことば   ☆★☆★☆

「三人寄れば文殊の知恵」と言うが、
それは自分の頭で考えることのできる人間が集まったときの話で、
「三人寄れば場の空気で」といったことのほうが多いのが現実だろう。
(p105)

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


「今日のことば」は、この書籍からの2回目です。

非属の才能 (光文社新書 328)非属の才能 (光文社新書 328)
販売元 : Amazon.co.jp 本
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[タイトル] 非属の才能 (光文社新書 328)
[著者] 山田 玲司
[種類] 新書
[発売日] 2007-12-13
[出版社] 光文社

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 『集団浅慮』(しゅうだんせんりょ)、という言葉があります。

 はーい、どういう意味だったか、思い出してください・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チーン

 専門書によると、『集団浅慮』とは以下のような意味になります。

 ある集団が、時には極めて優秀な人材の集合体である場合も多いにも
関わらず(もちろん優秀でない場合もあるわけですが)、組織というものの
持つ構造的欠陥から、間違った判断をしてしまうことがあるとの理論。

 たとえばここ何年か、この日本のあちこちで発覚し続けている、官公庁や
有名企業においての偽装問題や人命にかかわる人災の数々。
 これらは全て、何らかの形でこの『集団浅慮』が関わっていると考えら
れます。

 『集団浅慮』の根幹にあるものは、以下のような点だと思います。

@集団における責任範囲の不明確さ
   (俺が言わなくても誰かがやるだろう)

A集団における責任感の欠如
   (そこは俺の責任じゃないし・・・・、俺は本当は反対だったんだ)

B集団の意図する(と思われる)方向への妥協
   (あの時はとても反対できる空気じゃなかったし・・・)

C日本的な事なかれ主義
   (大人になれよ・・・、又は、事を荒立てなくても、まっ、いっか!)

 「今日のひとこと」で著者の言っているのは、まさにそういう場面なの
ですが、本書の文脈にそって考えると、さらに深い意味が見えてきます。

 本書のなかで著者が述べてきたのは、「人生の定置網」に掛かった人々
の「自分で考えたり行動することを怠けている」(p86)姿でした。

 要するにそういった「自分に基準のない(普通の)人々」が何人集まった
ところで、結局、何かを決めるのは「場の空気」というような曖昧なもので
しかない、ということなのです。

 どうでしょうか?
 ご自分の会社、或いは自分の管轄する(所属する)部署において、日々
決定されている物事は、本当に進むべき道を示しているのでしょうか?

 改めて考え直してみるいい機会かも知れませんね。



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2008年03月12日

No.1【非属の才能(山田玲司)@】

☆★☆★☆   今日のことば   ☆★☆★☆

人生で自分が使えるエネルギーには限界がある。
そうなると、どの部分にエネルギーを注ぐべきかを考えなくてはならない。
群れのなかをうまく泳ぎきることだけにエネルギーを注いでしまうと、
もはや自分の人生を好転させることはむずかしくなってしまう。
(p85)

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


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非属の才能 (光文社新書 328)非属の才能 (光文社新書 328)
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[著者] 山田 玲司
[種類] 新書
[発売日] 2007-12-13
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 著者は、「Bバージン」や「絶望に効くクスリ」で知られる漫画家です。
 工藤官九郎原作の「ゼブラーマン」の作画も担当していますので、そこで
ピンとくる方もいらっしゃることでしょう。

 私自身、山田玲司氏を失礼ながら今まで全く存じ上げませんでしたが、
文章から察するに、非常にユニークな発想の持ち主のようです。

 タイトルの“非属”とは、著者の造語で何ものにも属さない状態を指します。

 本書で著者は、「学校という群れ」、「ムラの掟」、「世間の常識」、「場の
空気」、「消費社会」といった言葉を多用しています。

 そして、これらの事象を総合して「人生の定置網」という言葉でひと括りに
して、それらにいつの間にか絡め取られないよう注意を喚起しています。

 「今日のことば」のなかで、“群れのなかだけをうまく泳ぎきることだけに
エネルギーを注ぐ”という箇所がありますが、これこそまさに「人生の定置
網」に掛かった状態そのもの。

 かと言ってそれらを全く否定してるわけではありません。ただ、知らない
うちに(無自覚に!)それらに絡めとられているようにしか見えない大多数の
日本人たちに対して警鐘を鳴らしているのです。

 曰く、
・ムラの掟と場の空気を最優先し、とりあえず無難に生きた人間が歴史を
変えることなどあり得ない。(p43)

・医者や弁護士や東大生や電通マンになる試験はあっても、ブルース・リー
になる試験はないということだ。(p56)

 そして、普通、“朝から晩まで一生懸命に頑張っている”と見られがちな
人々のことを、「自分で考えたり行動することを怠けている人々」(p86)
と、一刀両断に切り捨てるのです。

 要するに著者は読者に対してこう問いかけているのです。
 あなたは、今どこかに(或いは何かに)属しているけれども、それは本当に
あなたがあなたらしくあるために自分の意思で選んだ場所ですか?・・・と。

 もし、改めて考えてみて、「そんなこと、考えてもみなかったなぁ」という
人は、すでに「人生の定置網」に掛かっている可能性が大ですね。

 それにしても「人生の定置網」とは、まことに言い得て妙ではないですか!

 ではいったい「人生の定置網」にいつの間にか無自覚に絡め取られる
ことなく、自分をうまく実現させながらも周囲に和して暮らすにはどうすれ
ばいいのでしょうか?

 それについては、本書の後半に書かれているのですが、・・・。
 次回以降に、稿を改めて述べることにしましょう。



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